ジミーサムPの曲を勝手に考察

ボカロブームもとっくに去り、平成から令和に変わった時代ですが、どうでもよい自己満足エントリーをひとつ。

2008年9月よりニコニコ動画などで初音ミク、巡音ルカなどのVOCALOIDを使用した楽曲を発表している。ジミーサムPという名前については、ニコニコ動画で楽曲を発表した際の動画のサムネイルが地味な画像であったことに由来する。

wikipedia引用

ジミーサムPとはいわゆるボカロPで、音声合成ソフトを使って曲を作り動画サイトにアップして活動している人です。

まだまだ、ボーカロイド黎明時代と呼んでもよい2008年に突如現れたジミーサムP。

アマチュアとプロの差があった時代に、アニメやイラストに頼らない地味な一枚絵のサムネとシンプルながら耳障りの良いメロディとギターサウンドの曲で一世風靡しました(一部で)。

iTunes music storeでリリースされたResoundはランキング1位にもなっておりそれなりにファンがいたと思われます。

 

ジミーサムPの動画投稿間隔が異常に早く、そこそこクオリティの高い楽曲を安定してリリースしていたのでストックが沢山あるのか等うたがわれていました。

 

◆歌詞は大体下記URLから引用 曲リストもあります

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/2451.html

 

初期投稿

消え行く体 狂いだす拍動 見つけて無くした答えを
いま思い出せたら 全ての感情も 取り戻せるのかな

2008/9/23 1作目 Four Signals

ジミーサムPの歌詞は個人的な感情やメッセージというより、普遍的で漠然としておりメロディに違和感なく乗る心地よいものでした。

一つの色も無い世界で
果てまで届く声ならきっと
すれ違う日も無くなるだろう
その手でここに一つの色を描いて

埃にまみれた空の先行けば 昨日が見えた
応えたはずの無い答えを 君に伝えに行くよ さあ

2008/9/25 2作目 Luminous Point

ちなみにジミーサムPはプロでも何でもありません。ただの猫好きな一般人です。

3作目のギターサウンド、Sceneが視聴者の心をつかみ再生数が増えました。(ニコ動比)

走る風をいま掴み取って
君を包む風景を知ったよ
まるで夢のような夢みたいで
なぜか形の無い声を聞いた

2008/9/26 3作目Scene

 

静寂感のあるSoundScaper、個人的な感じの感情がある歌詞のRoom 206、ギターバンドサウンドのVisionと投稿されます。

産まれたてのリズムが響き渡るこの部屋で
いま何もかもを壊して笑いあえば
その先へ行けるような気がするよ

Room 206のキラキラ感がいい!

SoundScaper=音の風景を創る者、つまり作者である自分のことです。

ジミーは学生です。最近家に居るときは曲書いてばっかりです。

7曲目「Adam」

ここで突然、宗教っぽいアダムのタイトル。

アダムといえばユダヤ教、キリスト教、イスラム教等の啓典に登場する最初の人類とされる人物ですね。

いま目を醒ました大切な祈りが
この傷口から零れ落ちていった
例えば流れる星にあなたを想ったら
いつか痛みも忘れて笑えるかな

歌詞は全然宗教ではないです。ラブソング風で、アンサーソングの「Eve」につながります。

いますぐ手を伸ばして
消えてしまう前に
もう一度つかまえてくれたら
二度と離さないよ

個人的にこの2曲大好きです。

9曲目「The 9th」

投稿順3の倍数でバンドサウンドになっており、The 9thでは宇宙をテーマに広がってきました。

いま時間は止まって

ほら始まりのメロディーが聞こえる

2008/11/8投稿 The  9th

最後の重力から解き放たれた感じがイイ!

 

壮大なバラード調のBirth in Heaven、インストのReactor、バンドサウンドのMessage in ou silenceと続きます。

13曲目「Little Traveler」

星の王子さまをモチーフにしたピアノバラード。

SMAPのオレンジに似てるとか。そんなことはどうでもいい。

星の王子様って宇宙人。この曲もかなり好きです。

 

インストのNo Music,No Life、ダークなサウンドの2、新年っぽく生き生きとした(2009/1月投稿)Song for New Daysと続きます。

宇宙に飛び立つ雰囲気の「Escape」、黒いサムネとハードロック調の「Fake Lover」、同日投稿で巡音ルカを使った「Dark to Light」と続き、ヒット曲「from Y to Y」に続きます。

Yさん三部作

願うことさえ許されない世界なのかな
たった一つの嘘でさえも
君の涙を生んでしまう
数え切れないほどの罪を重ねてきた

from Y to Yはいわゆる失恋ラブソングでタグに「Yさん三部作」とつけられています。

「下らない話をしながら歩いたあの道を、君はまだ覚えていますか」
「足りない言葉で語ってくれたあの夢を、君はまだ追いかけていますか」

 

「もう二度と君を泣かせたくないから、遠くで見守ることを選ぶよ」
「君さえ幸せなら僕のことなんてさ、忘れてしまっても構わないんだ」

YとはジミーサムPの本名のユウマさんの頭文字だと思われます。後日続く、Pierrot、最大再生数のCalc.があり、ジミーサムPの代表曲は宇宙よりもどちらかというとこのあたりだと思います。

すれ違いは結局運命で 全ては筋書き通りだって
悲しみを紛らわせるほど 僕は強くないから
弾き出した答えの全てが 一つ二つ犠牲を伴って
また一歩踏み出す勇気を奪い取ってゆく

 

いつか君に捧げた歌 今じゃ哀しいだけの愛の歌
風に吹かれ飛んでゆけ 僕らが出会えたあの夏の日まで
Calc.はやっぱり名曲ですね~。歌詞も微妙に韻を踏んでいて口ずさみたくなる。

 

 

宇宙やばい

吸い込んだ真空の温度で
感覚が凍りつく前に
この身体一つ分の 愛を

 

愛を 今すぐ 愛を 私に 愛を どうか 愛を

 

光射さぬ星の上で 暗闇に飲まれないように
一万年先の夕焼けを ひとりで見てた

ジミーサムPさんの楽曲にはところどころ宇宙を感じさせる物が多いです。

他にもご結婚されたというさゆ吉さんのイラストがつかわれた「Starduster」があります。(とっても癒される)

他にもほかのボカロPと宇宙をテーマにしたコンピレーションアルバムをリリースしており、

Moonlight

月。

月明かりはまだ僕を照らしている
沈み隠れた日の光受け 儚い色を

Over the mirror

ふたご座をモチーフにした曲。

零れ落ちた僕の涙が流星群となって君が落ちた地上を照らすよ 君は君はどこにいるんだろう

未来への宇宙船

あの星の隅でね

君は独り泣いてたね

僕は小さな宇宙船で迎えにゆくよ

αCMaB

シリウスB。物憂げなギターのイントロではじまる曲。破壊と再生。

壊れゆく日 沈黙の音が(鳴った?聞きとれず)

崩れゆく日 世界は滅んで

暗い空が すべて飲み込む ただ ただ

0に還る 身を焦がしても ねえ

神を愛した少年

見えないのはまだ君も知らないから

追いかけた夢の正体は本当の神様かもしれない

夢でしか会えなくても君と僕はずっと

同じ宇宙を見つめてる

などがあります。

星座や宇宙をコンセプトにしているので当然ですが宇宙をモチーフにした曲が多い。

本当の神様とは。

Genesis

Genesis=世界創造=音楽制作、みたいな感じで作りました よくわからんですね(本人BLOGより)

 

訳すると創世とか創造です。

聖書の創世期でもあります。

ジミーさん適当なのか、はぐらかしてるのか、聖書関連の元ネタも多い気がする。

活動休止

その後、2011年ART SCHOOLのその指でに似ているということで盗作騒動があり活動中止してしまいます・・・

Live in Dead

その左手で撃ち抜いて
僕の額 真っ直ぐに
この息がそれでも続いてるのなら
左手で喰い殺して
腐り果てた脳も全部その口いっぱいにさ

復活するもリリース無し

その後、PYX、ちょっといままでと雰囲気の違うサンセット、アニメPVのRebootを公開しCDを出すもその後は活動しなくなってしまいました;

PYXは聖櫃という意味だそうで、やはり聖書風。

 

他にも、コンピレーションアルバムに収録されたONE NIGHT GIRL、夜明け前の高速道路をドライブのようなおしゃれな雰囲気のMidnight Addiction、またまた地味なサムネのFutureがあります。

Breath of mechanical

寒音ジミという本人キャラが確立。ボイチェンで歌って参加。

雪降りの交差点
独りぼっちの君を見た
無意識に無機質に
迷い込んだ君を見た

薄情な街を背に
そっと錆びた手に触れた
曖昧な僕の手で
君に何をしてやれる?

少年は機械の目をして笑い顔を忘れた
なら一切の感情を積んだ完全な身体をさ

個人的に好きです。この曲の雰囲気。
機械の体を与えられ=新たな生命の創造という感じで。

大丈夫、その腕も脚もちっぽけな目も口も
ほら思い通りに動かせるだろ?
唄ってごらん

ここの歌詞もすごく温かさがあっていいですね。

話は脱線しますが

オカルトはいってますが、メソポタミア文明の神話で、神様(エンキ神)が人間を作る場面があります。
本によると酒に酔っていて失敗してしまい障害を持った人間も生まれるという・・・ストーリーだそうです。

人間は神様の労働の肩代わりをするために生まれた。だけど障害を持った人が生まれるのもたまに神様も間違えるよという意味合いだそうです。

人間がもし遺伝子組み換えなんかで神様に作られた存在だとしたら生み出された生命を愛おしく思うのでしょうか。

他の物語ではノアの箱舟の元ネタになっているらしい大洪水の話で、エンキ神は洪水計画をジウスドラ(聖書だとノア、ギルガメシュ叙事詩ではウトナピシュティム、セム語ではアトラハシース、イスラムではヌーフ 名前違い多すぎ)に教え回避させます。

 

遠い昔、地球に神様が降り立って労働の肩代わりをさせるために人間を作った。

宇宙から来た神は人間とほぼ同じだった。(映画でもそういうのありました)なにかしら飽きたので洪水で一度人間を滅ぼしどこかへ帰った。

その後残った人間が文明を作った。という古代宇宙飛行士説・・・。

人間もいつかは宇宙へでて遠い居住できる星に降り立ち、DNAを運び生命を創造することになるのでしょうか。

話は脱線しましたが、ジミーサムPの曲は宇宙や聖書関連が多くてオカルト熱を刺激します。

音楽を聴くだけでそれ以上探っていませんが、ジミーサムPの曲は壮大な題材をイメージするとおもしろいです。

もちろんYさん三部作のような曲も大好きです。

宇宙関連はネタ切れなのかもしれませんが、Reboot周辺の曲ではなくて初期あたりの曲で活動してほしいなと思います。

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